今回はEC2スポットインスタンスの建て方についてご紹介します。使うタイミングは、一時的に大量のインスタンスが必要な際に、使うかと思います。それでは実際に作成してみたいと思います。
手順
1.画面左の[スポットリクエスト]をクリックします。
2.スポットインスタンスの画面が表示されますので、[スポットインスタンスのリクエスト]をクリックします。
3.ここから設定をしていきます。
リクエストタイプは、以下の3種類がありますが、今回は[リクエスト]を選択します。
4.「ターゲット容量」はインスタンスを何台構築するかということです。
今回は、1台構築します。AMIに関しても、オンデマンドで構築しているのと同じAMIが選択可能です。今回は、Amazon Linuxを構築します。
5.インスタンスタイプは以下から選択が可能です。
今回は、c3.largeを選択します。ちなみに、t2ファミリはスポットインスタンスとして構築できません。
6.配分戦略は[Lowest Price]を選択します。
7.ネットワークはVPCを選択します。アベイラビリティーゾーンは特別な理由がない限りは[指定なし]でいいと思います。
8.最高価格は、[自動入札を使用]を選択します。[最高価格を設定する]を選択すると1時間あたりの価格を指定可能ですが、価格を下げすぎるとインスタンスが立ち上がらなくなります。
選択後、[次へ]をクリックします。
9.EBSボリュームはサイズは、そのままにします。
10.サーバにログインするためのキーペアを選択します。
参考)【AWS】EC2 -キーペアの作り方-
11.セキュリティグループを選択します。IPv4パブリックアドレスに関しては、Elastic IPを使うか、ダイレクトコネクトの場合は無効でよいと思います。それ以外の場合は、有効にします。
12.リクエストの有効期間の開始と終了を選択します。今回はそのままの設定にします。
そして[確認]を選択し、確認画面をいきます。
13.確認して問題なければ、[作成]をクリックします。
14.スポットリクエストが作成されますので、[OK]を押します。
15.先程リクエストしたインスタンスの状態が[active]になっていると、立ち上がっていることが確認できます。
さいごに
スポットインスタンスが突然インスタンスが落ちるので、落ちても大丈夫な仕組みを作る必要がありそうですね。